施工前部分
▼詳細
施工現場:東京都渋谷区
工期:平成22年4月16日(1日間)
数量:約30〜40u
目地巾:3〜4mm
石の厚み:40〜50o(推測)
石の目地補修工事です。
600角の石で目地巾は3〜4o程度。
石の厚みは隙間から見て40〜50oありました。
おそらく目地材が表面だけに入っていたので、割れてその下に落ちこんでしまったのだと思われます。
目地の斫り工事は作業が非常に難しいものです。
今回2人で、1人は電動工具で目地を切り、もう一人は斫りガラが飛ばないように、掃除機のホースを電動工具に近づけて作業しました。
このように作業しないと粉が飛び、収拾がつかなくなります。
もちろん養生していますが、この養生作業も状況によっては難しいものです。
既存の壁材によっては粘着が弱いマスキングテープでさえも、剥がすときに一緒に壁材を剥がしてしまう恐れがあるからです。
今回の作業では壁材が剥がれる恐れがありました。
天井にカーテンレールがありましたので、そこからマスカーで養生しました。
目地を入れ直したら床が明るくなったような感じがしませんか?
※画像の〔施工後部分1〕のように綺麗になるところもありますが、〔施工後部分2〕のように綺麗な目地材を入れても、周囲のヨゴレで色がついてしまうことがあります。
また、斫ることができない部分は表面を削りとり、上から目地を塗りいれました。
状況によって、できるできないがあります。